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造岩鉱物とは

鉱物とは特定の原子が規則正しく結合している石英,長石類,ダイヤモンドのような天然の物質をいい,現在,世界で4700種ほど知られている。しかし,野 外で比較的よく目にするのは わずかに50種程度で,さらにその中で岩石を構成する主なものは40種程度で,特にそれを造岩鉱物という。
石英 長石類(アルカリ長 石,斜長石) 雲母類(黒雲母,白雲母) 角閃石類(普通角閃石,アクチノ閃石,藍閃石) 輝石類(頑火輝石, 普通輝石,透輝石,灰鉄輝石,ひすい輝石)
かんらん石 蛇紋石 ざくろ石類(パイロープ,アルマンディン,スペサルティン,グロッシュラー,アンドラダイト) 灰れん石類(灰れん石,斜灰れん石,緑れん石,紅れん石) 緑泥石
紅柱石・ケイ線石・藍晶石 コランダム 方解石


岩石中に少量含まれている造岩鉱物(副成分鉱物)
造岩鉱物のうちで ジルコン,りん灰石, 赤鉄鉱,磁鉄鉱,チタン鉄鉱,黄鉄鉱など,岩石中に微細な粒で少量しか含まれていないものを副成分鉱物という。副成分鉱物は小さいため,顕微鏡を使わ ないと見られないことが多い。
副成分鉱物