【ロジウム】(9族 元素記号:Rh)    [周期表へもどる]
 
<自 然界での産出>
 白金族元素と呼ばれている元素にはルテニウ ム(Ru),ロジウム(Rh),パラ ジウム(Pd),オスミウム(Os),イリジウム(Ir),白金(Pt) が あり,これらは稀少な金属で,産出状態も似ている。いずれも層状貫入岩体のはんれい岩などに,トン当たり3g程度で含まれるものが鉱石(白金族鉱石)とし て重要。ニッケルクロムなどを伴い,それらとともに採掘さ れる場合が多い。 ロジウムを主成分とする鉱物(RhAsSなど)はまれで,ロジウムは他の白金族元素の鉱物中に少量成分として含まれていることが多い。白金族元素の鉱物 は顕微鏡的な大きさで鉱石に含まれている。
 主要な産出国は南 アフリカやロシアなどで,世界的に見ると鉱床の分布が著しく偏在している。
<用途>
 希少な金属で,特殊な電気器具の接点など限られた所に用いられている。

白金族鉱石
白 金族鉱石

10億年以上前に地下深部でできたはんれい岩(層状貫入岩体)で,磁硫鉄鉱,黄銅鉱,ニッケルを含んだ黄鉄鉱,ペントランド鉱と共生して0.01mm程の 白金族元素の鉱物が含まれている。主要な産出国は南 アフリカなど。 トン当たりの白金族元素の含有率は3g程度
・アメリカ モンタナ州 スティルウォーター産