隕石(いんせき)[博物館のホームページへ] [友 の会のホームページへ] [戻る]

・隕石は地球に落下した宇宙の固体物質で,構成物質により,石質隕石, 石鉄隕石,鉄隕石に分けられています。石質隕石はさらにコンドライトとエイコンドライ トに分けられています。
 隕石はすべてではありませんが,単体の鉄(鉄−ニッケル合金)を含み磁石につくものが多く,隕石かどうかの手軽な判定は,ひもに吊るした磁石が つくかを調べます。
(※ただし,多くのエイコンドライトと一部のコンドライトは磁石につかない。また地球上の岩石でも磁石につくものがある)。
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・地球に落下した数の割合としては,コンドライトが約80%,エイコンドライトが約10%,石鉄隕石が約2%,鉄隕石が約5%ですが,発見された数は鉄隕 石が半 数近くを占めます。これは鉄隕石が地球の岩石とは見かけが非常に違っており,また,落下後,風化されにくく,発見されやすいからです。
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・隕石は,できた年代が地球上の岩石(日本の岩石は数万〜数億年前,大陸では数億〜30億年前のものが多い)と比べ非常に古く,40〜46億年前のもの が一般的です。
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・地球上と宇宙では遊離酸素の存否など環境が大きく違います。宇宙でできた隕石中の鉱物には遊離酸素が乏しい条件でできたものが多く( 単体の鉄など),地球上で産出しないものもあります(オルダマイトCaS,ナイニンジャライトMgSなど)。
磁石につく隕石
ひもに吊るした磁石が付く隕石

コンドライト

石鉄隕石
鉄隕石
隕 石 の種類
詳細は種類名をクリックするとご覧になれます。
コンドライト エイコンドライト 石鉄隕石 鉄 隕石
主 な 構成物質
かんらん石・輝石類・長石類などのケイ酸塩鉱 物, 単体の鉄( 鉄−ニッケル合金) かんらん石・輝石類・長石類などのケイ酸塩鉱 物 単体の鉄( 鉄−ニッケル合金),かんらん石・輝石類な どのケイ酸塩鉱物 単体の鉄( 鉄−ニッケル合金)
特 徴
 別名,球粒隕石といい,0.5〜3mm程度 の コンドリュールという球粒 を含む。また,多くのものは,単体の鉄(鉄−ニッケル合金)の粒を含むため,ひもに吊した 磁石が付く。
 落下して時間が経ったものでは風化作用で,含まれる単体の鉄が酸化して全体が褐色になり,かつ,崩れやすくなる。
 一見,コンドライトに似ているが,コンド リュールとい う球粒を含まない。
 地球上 の火成岩に酷似している。多くのものは単体の鉄(鉄−ニッケル合金)の粒を含まず,磁石につかない。
 単体の鉄(鉄−ニッケル合金)が主な構成物 質なので,磁 石によくつく。
 落下して時 間が経ったものでは風化作用で,単体の鉄の酸化により表面が褐色の水酸化鉄の皮膜に覆われ,また,表面のケイ酸塩鉱物が離脱し,その痕がたくさんの凹みに なってい る。しかし,内部まで風化されにくく割れにくい。
 単体の鉄(鉄−ニッケル合金)が主な構成物 質 なので,磁石 によくつく。
 落下して時 間が経ったものでは風化作用で,単体の鉄の酸化により表面が褐色の水酸化鉄の皮膜に覆われている。しかし,内部まで風化されにくく割れにくい。
起源
太陽系形成時の初生物質 太陽系形成後の天体の構成物質 太陽系形成後の天体の構成物質 太陽系形成後の天体の構成物質
隕石の起源