エイコンドライト  博物館のホームページへ] [友の会のホームページへ[戻る]

 太陽系形成後にできた天体が衝突などで破壊され,そのマントル〜表層 部に存在し ていた珪酸塩鉱物からなる岩石が飛散したものです(右図)。
 生成年代が隕石の中では非常に若い3億6000万年前 というものがあります。火星や月から来た隕石は,それらの天体が何らかの衝突で表層部が壊され,その破片が地球にやってきたもので,エイコンドライトの仲 間です。見方を変えれば地球上の岩石もエイコンドライトの仲間ということができます。
 落下する数の割合が少なく,かつ風化しやすく,地球の火成岩とよく似ているので発見されにくいです。
エイコンドライトの起源