倉敷市立美術館

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倉敷市立美術館の建築

倉敷市立美術館の建物はもともと、1960(昭和35)年6月11日、建築家・丹下健三の設計により倉敷市庁舎として竣工したものです。その後、市庁舎の新築移転に伴い、郷土出身の建築家・浦辺鎮太郎の手によって改築され、1983(昭和58)年に美術館として再生しました。


1960年の市庁舎(現 倉敷市立美術館)北面 (c)MURASAWA Fumio
建築家・丹下健三
 倉敷市立美術館の設計を手がけた丹下健三は、1913年、大阪府堺市生まれ。45年、東京大学大学院を修了、同大教授を経て、丹下健三・都市建設設計事務所を主宰。
 戦後、広島平和会館(55年竣工)の設計コンペで1等当選。その後、東京都庁舎(57年)、香川県庁舎(58年)に続き、60年には現在の倉敷市立美術館が竣工、戦後の庁舎建築の土台を築きました。同年「東京計画・1960年」では、東京湾上に築地から木更津にのびる都市軸を設ける構想を発表し話題を呼びます。東京オリンピックでは代々木公園内の国立屋内総合競技場(64年)を設計しました。ほかにも、国内外の建築物を数多く手がけ、79年文化功労者となり80年文化勲章を受章。91年に新宿の東京都庁舎を手がけるなど、建築界の第一人者として活躍しました。2005年死去。


旧市庁舎建築概要

設計:

丹下健三研究室

施工:

株式会社 大林組

竣工:

1960(昭和35)年6月11日

敷地面積:

15,550.52平方m

建築面積:

2,088.00平方m

建築延面積:

7,325.53平方m

構造:

鉄筋コンクリート造、地下1階地上3階建

建築費:

188,000,000円

改造工事後

敷地面積:

14,819平方m

建築面積:

2,324.72平方m

建築延面積:

6,825.85平方m



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