倉敷市立美術館

ミュージアムコレクションレンタルスペース会場アクセス



美術講座
展覧会コンサート美術講座



2008(平成20)年度後期美術教養講座


会場:
倉敷市立美術館 3 F 講堂
料金:
聴講無料
定員:
200名(先着順)


講師:菅村 亨 氏(広島大学大学院教授)
テーマ:浮世絵の特質とその展開

西洋近代絵画に影響を与え、日本美術を代表するものとして、内外で高く評価される浮世絵版画ですが、本質的なところで意外に知られていない面もあります。浮世絵の歴史的展開を追うとともに、その特質について考えていきます。

10月13日(月・祝)10:00-12:00
1「浮世絵は”浮世”を描く絵」
浮世絵には肉筆浮世絵と浮世絵版画がありますが、ここでは主に浮世絵版画をとりあげます。まず、浮世絵が描く”浮世”とは何か。そして、浮世絵版画の制作システムの特質、地域性という特質について考えます。


11月9日(日)10:00-12:00
2「近世初期風俗画−浮世絵版画登場まで」
浮世絵は風俗画です。総合的な性格から個別的興味へと展開した日本の風俗画のながれを検証します。


12月7日(日)10:00-12:00
3「浮世絵版画−墨摺絵から錦絵登場まで」
墨一色の版画から出発した浮世絵版画は次々と進化を重ねて錦絵という高度な多色摺版画に到達します。ここではその過程と錦絵誕生の事情を探ります。


平成21年1月11日(日)10:00-12:00
4「錦絵の特質と代表的絵師」
錦絵の特徴はただ多色摺であることだけではありません。技法や作画作法に凝縮した江戸文化がみられます。そうした錦絵の特質を明らかにし、あわせて錦絵期の代表的絵師たちを紹介します。




美術教養講座は無料です。各回単独での受講もできます。

開講の5分前までには講堂へお入りください。

会場アクセスをみる

ホーム > 美術講座 > 美術教養講座
 Copyright(C)2001 Kurashiki City Art Museum. All rights reserved.
このホームページに掲載されているすべての情報は、倉敷市立美術館が著作権を有しています。
また、写真資料などについては、それぞれ提供元の協力により掲載されています。無断で転用・引用することを禁じます。


申し込み方法
美術教養講座
美術実技講座