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※岩石名の前の四角の色は,岡山県の岩石分布図(下図)の色に対応しています。



             岡山県の岩石分布図(地質図)

高梁川/多い   旭川/多い    吉井川/多い  

河原の安山岩の石ころ
安山岩の拡大写真 安山岩の拡大写真
ルーペで拡大すると)
灰色や褐色の石基の中に,にぶい光沢のある白〜無色の斜長石,黒〜緑黒色の輝石類などの斑晶が散在している(斑状組織)。右のように斑晶としては白い斜長石しか見られないものもある。
※石英・アルカリ長石はほとんど見られない。
 流紋岩よりも全体に色が暗い。緻密な生地(石基)に数mm以下の白い斜長石や黒い輝石類・普通角せん石などが斑晶として散点している
 約1億年前のものと,数10万年前のものとがあり,河原の石として見られるのは主に約1億年前のものである。数10万年前のものは県最北部の蒜山周辺などに分布し,高梁川・旭川・吉井川の中流の河原にはあまり流れてこない。


安山岩一般の説明 → 安山岩