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破砕作用    〔戻る〕

地殻変動で地下深部の岩石が応力を受け,細か く砕かれる作用。
破砕作用を受けた岩石は,細かく砕かれますが,それが再凝結した硬いもの (ミロナイトなどとと呼ばれる)もあります。
また,著しく破砕作用を受けた部分は粘土状になっていることもあります。
破砕作用の痕跡は大きな断層に沿った部分に見られることが多いです。

岩石の破砕作用
チャートが破砕作用を受けた様子の例
細かい白っぽい割れ目が多くでき,脆くなっている。
岩石の破砕作用
泥岩が破砕作用を受けた様子の例
黒い泥岩に不規則な幅のある割れ目が多くでき,その割れ目に珪酸分を溶かした熱水が入り,白い石英が沈殿して不規則な鉱脈ができているもの。