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※岩石名の前の四角の色は,岡山県の岩石分布図(下図)の色に対応しています。
岡山県の岩石分布図(地質図)
高梁川/普通 旭川/まれ 吉井川/なし | |||||
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![]() れき岩 |
ルーペで拡大すると) ルーペでは特徴が見られない。ただし,れき岩中のれきとして含まれる白い石灰岩にまれにフズリナなどの化石が認められることがある。 |
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これらは中国大陸に存在したと考えられる大きな湖やその周辺部に堆積してできた関門層群と呼ばれる地層をなすもので,泥岩・凝灰岩・れき岩などからなり,県西部にはややまとまって分布し,高梁川の河原にはその中のれき岩がしばしば見られる。これは赤いチャート,白い石灰岩などの色とりどりの丸いれきが含まれており,「成羽五色石」と呼ばれている(上写真)。 なお,関門層群は旭川・吉井川流域にはあまり分布していないので,それらの河原の石として見られることはほとんどない。 |
堆積岩一般の説明 → 堆積岩