【カリウム】(1族 元素記号:K)     [周期表へもどる]
 
<自然界での産出>
 大陸内部の塩湖に塩化カリウム(カリ岩塩:KCl)などとして産出し,これが資源 として重要。
 また,変成岩や火成岩を構成しているアルカリ長石や雲母類などの中に多少なりとも含まれている。
<用途>
 塩化カリウム(KCl)・水酸化カリウム(KOH)をはじめとするさまざまな化合物は化学工業で重要。またカリ肥料の主成分。

花こう岩
アルカリ長石 alkali-feldspar 
成分:カリウム・ナトリウムとアルミニウムのケイ酸塩 (K,Na)AlSi3O8
 花こう岩や流紋岩によく見られ,白色または赤みを帯びていることが多 い。ナイフと同じくらいの硬さがある。写真左は花こう岩中のもの,写真右は 花こう岩の空洞にできた結晶形を示すもの。
・左:岡山県岡山市万成産,右:滋賀県田上山産

黒雲母 biotite 
成分:カリウム,マグネシウム,鉄などのケイ酸塩
K(Mg,Fe)3(AlSi3O10)(OH,F)2

 花こう岩や流紋岩によく見られ,小さな黒色板状,粒状。ナイフで簡 単に傷がつき,薄くはがれる(へき開)。写真のように大きな板状のものはペグマタイト という特殊な岩石から産出し,ナイフでめくると弾力がある。
・福島県水晶山産