<自然界での産出> 希ガスの一種。そのうちでもっとも空気中での含有率が高く,約1% 含まれ,他の希ガス同様,単原子として存在する(分子でない)。 アルゴンがほかの希ガスに比べて多いのは,地殻の岩石に比較的,豊富に含まれているカリウムのうちの質量数40の放射性同位体が,時間とともにアルゴンに変化して,空気中に放出されたためである。他の希ガスであるヘリウム・ネオン・クリプトン・キセノンなどはアルゴンよりはるかに存在量が少ない。 |
<用
途> 蛍光灯に封入されて発光体として用いられるほか,ステンレス,アルミニウムなどのアーク溶接の際に多く用いられる。 |
空気には約1%のアルゴンが含まれている。 |