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風化した岩石 左:雨水がしみ込んで褐色に風化した部分が脆くなっている。 右:塊状の岩石の表面が,昼に直射日光で温まって膨張し,夜に冷えて収 縮し,それが繰り返されることで,表面から球面状(同心球状)の割れ目ができ,簡単にはがれるように割れていくようになったもの(たまねぎ状風化)。 |
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蛇紋岩 全体に暗緑色緻密だが,風化していないものでも目に見えない無数の割れ目があり,ハンマーで軽く叩くとばらばらと不規則に割れやすい。その割れた面はすべ すべして滑らかなことが多い。 |
熱水変質した岩石 地下で200〜300℃の熱水が岩石にしみ込んで,岩石が熱水変質したもの。写真は硬い安山岩質火砕岩が熱水変質し,輝石類や火山ガラスなどが暗緑色軟質 の変質鉱物(硬度の低い緑泥石やスメクタイトなどの粘土鉱物)になったもの。このように元の岩石が硬いものであっても,熱水変質すると釘などで簡単に傷が 付く軟らかい岩石になることがある。 |
砂が堆積して数10万〜数
100万
年程度しか経っていない砂岩。まだ砂粒同士があまり固まっておらず,崩れやすい。 |
泥が堆積して数10万〜数 100万 年程度しか経っていない泥岩。まだ泥粒同士があまり固まっておらず,崩れやすい。 |