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化石の種類について
 化石は地層に埋まっており,日常生活ではあまり目につかないため,現生の生物より種類が少ないと思われがちです。しかし,現在,地球上に生息 している生物 種よりも,絶滅していった生物種(古生物)のほうがはるかに多いので,化石の種類数は現生の生物種よりもはるかに多いはずです。
 化石の種類は外観で決められています。しかし,生物の遺骸はバラバラになりやすいものもあり,また,堆積物中で変形・分解するものもあるた め,種類の同定 はできない場合が多いです。ウミユリという海生の棘皮動物は遺体がバラバラになりやすいため,種類の同定ができないことがほとんどです。
  また,古生代に繁栄していた高さ数10mにもなる巨大な植物は,全体が完全形を保って化石となることはまれで,根,葉,幹がバラバラに発見されることがほ とんどです。そのため,根,葉,幹それぞれが別の植物と考えられ,それぞれに別々の種名が付けられていることがありました。
種類が決められない化石の例/ 遺体の一部分だけが残っている場合
恐竜の脚の化石
恐竜の足の骨
ウミユリの化石
ウミユリ
種類が決められない化石の例/ 堆積物中で変形・分解したもの
巻貝の化石
殻が分解して内型だけが残った巻貝