倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第696回自然観察会
「六島の自然〜1世紀照らし続けた灯台と水仙の島〜」
 2024年1月21日(日)報告

◆日 時 :2024年1月21日(日)8時30分〜15時30分
◆場 所 :笠岡市六島
◆講 師 :狩山俊悟(友の会)、鐵慎太朗(自然史博物館)
◆参加者:18名

2014年1月26日(日)開催の第431回自然観察会以来10年振りの六島での観察会でした。
10年で変わったこと変わらなかったことは何だったでしょうか。

笠岡本土から南に約33kmのところに位置する岡山県最南端の島六島へGo!

笠岡港(8時50分発)から55分で六島湛江港に到着。観察会のStart!
変わったこと:船が新しくなり航路も変わり六島が近く感じた。

   
アベマキやクヌギが生えている坂道に落ちていた虫こぶを割って説明中。
イチジクの木の下で咲いてたスイセンの花の撮影会。
変わったこと:10年前は満開、今回はスイセンの開花が遅れ花はちらほら。
   
前浦から岡山県最初に設置された六島灯台への山道、ここもスイセンの花はちらほら。
変わらなかったこと:2022年に点灯から100周年を迎えた六島灯台は健在!
急な山道を登ってようやくたどり着いた大石山(標高185m)山頂で昼食タイム。
変わらなかったこと:山頂の木の枝にあるブランコ。


ハスノハカズラ(岡山県唯一の自生地)を説明中。
変わらなかったこと:以前確認した場所に今回もあった。
島猫も聞きに集まってくれたまとめ。
六島は小さいけれど海から山まで様々な種類の植物が生育(テキストには290種掲載)し、今後の調査で増える可能性大!


六島浜醸造所の方が島の特産品で作ってくださった一品(ひじきを水でもどして出汁とユズ果汁で和えた物)試食中!
変わったこと:10年前には六島浜醸造所はなかった。
六島前浦港(14時20分発)から乗船。名残惜しいけれど笠岡本土にGo Back!


(文:裾分由美子 写真:小橋理絵子・裾分由美子)


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