倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第685回自然観察会「ブッポウソウを観察しよう(岡山)」
 2023年7月8日(土)報告

◆日 時 :2023年7月8日(土)8時30分〜17時00分
◆場 所 :吉備中央町・高梁市
◆講 師 :黒田聖子(日本野鳥の会岡山県支部)・江田伸司(自然史博物館)ほか
◆参加者:18名

バスに乗って岡山県のブッポウソウを観察しに行くツアー,当選倍率は2.7倍とか。
ラッキーなみなさまと共に巣箱架設による,保護活動が行われている岡山県加賀郡吉備中央町と高梁市を訪ねました。

バスに乗車して出発。講師の黒田聖子さんからブッポウソウの基礎知識を教えていただきました。

最初のポイントでは,吉備中央町で双眼鏡の使い方の練習もありました。

   
さあ,さっそく巣箱のあたりを観察です。いますいます。3羽が飛んだり電線にとまったりするのが見えます。
今度は道路脇から遠くの巣箱を観察。こちらも3羽見られました。
   
鈴木さんのお宅では,巣箱の中の様子がリアルタイムでモニターで観察できます。ヒナの様子もバッチリ写っています 美原集落センターでお昼ご飯。モニターを見ながら,地域で活動されている日名さんのお話を伺いました。
   
   
カメラは巣箱の中と,親鳥がとまる巣箱の出入口に設置してあります。 高梁市のポール式巣箱を見た後はブッポウソウの特集ビデオを見ながら帰路につきました。

最初から最後まで,ブッポウソウについて見たり考えたりの観察会でした。
今年はブッポウソウの繁殖開始が例年より遅く,ヒナの成長も少し遅めだそうです。
たくさんの方々に見守られているブッポウソウ,今年もヒナが無事に巣立ちますように。

吉備中央町のホームページには「ブッポウソウ観察MAP」が掲載されています。
個人の観察でも観察場所はMAPを参照してください。

(写真/文:小橋理絵子)


[博物館のホームページへ]