倉敷市立自然史博物館友の会の行事



自然観察会「ミズアオイ観察会」
 2020年9月13日(日)報告

◆日 時 :2020年9月13日(日)10時〜12時
◆場 所 :倉敷市加須山,小瀬戸橋下流東側河川敷
◆講 師 :片岡博行,榎本敬,狩山俊悟,坂本明弘,ほか友の会幹事
◆参加者:52名

友の会会員のご自宅と,重井薬用植物園で栽培していた自生地由来のミズアオイ。1本の花茎になんとか花が咲いています。

つぼみを虫にかじられて少し花弁が傷んでいますが、少ない花ながら,ミズアオイの花の特徴である「鏡面対称」を観察することができました。

観察会開始!まずは投網で,倉敷川の水の中にいる生き物をつかまえます!網の中にはどんな生き物がいるでしょうか?

水生生物の仕分け作業の間,備中ネイチャーゲームの会の方から,ネイチャーゲームをしていただき,盛り上がりました!

   
水生生物の解説の時間。ずらっとならんだ容器の中にいるのは…? 水槽の中にはオイカワやタナゴの仲間など,魚がたくさん!倉敷川は濁っているように見えて,実は比較的水がきれいなのだそうです。
   
   
ミズアオイの天敵,スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)もいました! 博物館の狩山学芸員によるミズアオイクイズの時間。全問正解できたでしょうか?
   
   
今年から県のミズアオイ保護専門員になった,重井薬用植物園の片岡園長から,今年,なぜミズアオイは大きくなれなかったのか?についてのお話。 観察会の最後は,長年ミズアオイの保護活動に取り組んでこられた,榎本敬 博物館友の会 前会長のあいさつでしめて頂きました。

(写真:片岡博行・9枚目 狩山俊悟/文:片岡博行)


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