倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第597回自然観察会「おかやま自然探訪64」
 2019年12月8日(日)報告

◆日 時 :2019年12月8日(日)10時30分〜14時30分
◆場 所 :瀬戸内市長船町八日市の吉井川東岸の河川敷
◆講 師 :自然史博物館学芸員
◆参加者:18名

吉井川両岸の山々には紅葉が残り,青空が穏やかに
広がる初冬の河川敷の観察会の開始です。
まだ花を咲かせている,たねを広げようとしている,
越冬の準備をしているなど……植物の状態は様々です。
マガモ・カンムリカイツブリ・オオバンなど
約30種類の野鳥が観察できました。
昆虫を見つけにくいこの季節は,捕虫網で枯れ草の
上をスウィーピングさせながら昆虫採集。
昼食の時間には,中洲でミサゴが羽を休めていました。 まとめでは,吉井川両岸の山々の特徴を聞きました。
山麓が2億年程前の泥岩や砂岩,中腹以上やや急峻な
場所に露出している岩石は,浸食作用に強い約9000万
年前の流紋岩だそうです。

(写真/文:島岡浩恵)


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