倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第476回自然観察会 「ブッポウソウ巣立ち観察会」
 2015年7月20日(月・祝) 報告

◆日 時 :2015年7月20日(月・祝) 8時〜16時
◆場 所 :吉備中央町
◆講 師 :黒田聖子,丸山健司,山根昭(日本野鳥の会岡山県支部),江田伸司(自然史博物館)ほか



 
 
ブッポウソウの巣立ちを観察するために吉備中央町へ貸切バスで訪ねました。
今シーズンは天候が比較的安定していたためか,巣立ちは順調で,例年よりやや 早く,間もなく完了のようです。
巣立ちを終えていない巣箱では,親が飛び回っては巣箱をのぞいたり巣箱のすぐ 近くにとまったりしていました。
親はエサをくわえていますが,ほとんど与えようとはしません。 空腹感をつのらせ,巣立ちをうながしているのでしょう。
観察会開催中,残念ながら巣立ちの瞬間には出会えませんでしたが,たくさんの ブッポウソウに出会うことができました。
また,ブッポウソウを取り巻く様々な問題を考えるよい機会となりました。



(写真:渡辺 裕幸 / 文:江田 伸司)




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