倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第475回自然観察会 「ナゴヤダルマガエル観察会17」
 2015年7月11日(土) 報告


◆日 時 :2015年7月11日(土)18時〜19時30分
◆場 所 :倉敷市真備町辻田
◆講 師 :伊藤邦夫
◆参加者:24名



影がだんだん長くなる夕方,ダルマガエル観察会の始まりです。伊藤先生からテキストを見ながら話を伺いました。
実際にナゴヤダルマガエルを見ながらの雄雌の違いや特徴の説明です。よ〜くわかりました。
   
カエルも色々,ナゴヤダルマガエル・ツチガエル・ヌマガエル・アマガエル・トノサマガエル,そしてアカガエル類を見つけた方も。
ここにもあっちにもいるいる。大きめのナゴヤダルマガエルもいます。ナゴヤダルマガエルが好きな場所ってこんなところなんですね。
   
休耕田での観察です。
観察会が終わる頃にはすっかり日暮れ時、よりいっそうナゴヤダルマガエルの賑やかな鳴き声が響いていました。


 この恒例のナゴヤダルマガエル観察会も17回目。
 この観察地だけ見ているとナゴヤダルマガエルもたくさん見つかって,絶滅が心配されているとは感じられないのですが,去年はなかったU字の側溝が出来ていたり,休耕田の有効な活用奨励の立て札が立っていたり,ナゴヤダルマガエルを含めた生き物にとって,少しずつ環境が変化しているようです。
 いつまでも生き物が住みやすい環境がつづきますようにー。


(文/写真:小橋 理絵子)




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