倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第470回自然観察会
「驚異の新種アキラマイマイと姉妹種シメクチマイマイをさがそう」

 2015年6月7日(日) 報告

◆日 時 :2015年6月7日(日) 10時〜12時
◆場 所 :倉敷市鶴形山・向山ほか
◆講 師 :福田宏(岡山大学),亀田勇一(国立科学博物館),多田昭(香川県)



まずは自然史博物館からもっとも近いシメクチマイマイの生息地である向山へ向い,シメクチマイマイを探しました。
個体数は少ないものの,なんとか見つかりましたが,当然ながら殻では識別できません。
向山ではこれまでシメクチマイマイのみが確認されているそうです。
 
遠方に鶴形山を望みながら,両種の分布様式,500年くらい前までは向山や鶴形山は島だったこと,アキラマイマイの成り立ちなどについてお話を聞きました。
分布様式からして向山にはアキラマイマイが分布していそうですが,なぜかシメクチマイマイが分布しています。
 
次に自然史博物館からもっとも近いアキラマイマイの生息地である鶴形山へ向い,アキラマイマイを探しました。
ここでも個体数は少ないものの,何とか見つかりましたが,当然ながら殻では識別できません。
鶴形山ではこれまでアキラマイマイのみが確認されているそうです。



(写真:坂本 明弘 / 文:江田 伸司)




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