倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第451回自然観察会 「無人島での宿泊観察会」
 2014年9月6日(土)10時〜7日(日)11時30分 報告

◆日時:2014年9月6日(土)10時〜7日(日)11時30分
◆場所:笠岡市 梶子島
◆講師:坂本明弘,狩山俊悟
◆参加者:11名




チャーターした渡船を砂浜に乗り上げ,板を渡して上陸!
無人島は友の会のものとなった。
   
テントの設営。説明書はないので,ベテランの坂本先生が指導。
植物の観察会中に冬虫夏草を発見!
   
冬虫夏草はツクツクボウシボウシに寄生したセミタケの仲間。
登りは荷物が重くて大変だったが,観察会は荷物が少ない。
   
潮が引いている間に磯を歩く。
両側が切れている道なき稜線を登る。
   
山頂で三角点(41.5m)を発見!
岡山県ではこの島にしかないアゼトウナは台風で激減した。
   
海岸での生き物採集,カニやヒドデやイボニシ、などたくさんの種類が見つかった。流れ着いた木の実もオニグルミなどがあった。
ウミゾウメンはアメフラシの卵。
   
夕方にははげしい夕立にあった。
夜にはウミホタルの観察。たくさん見えたが,えさを持って行くのを忘れたため捕まえることはできず。
   
木に登って脱皮中のセミの観察。
羽化したてのツクツクボウシの羽は緑色。



(文/写真:榎本 敬)




[博物館のホームページへ]