倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第418回自然観察会 「カニの観察会」
2013年6月22日(土) 報告

◆日 時 :2013年6月22日(土) 12時〜16時
◆場 所 :笠岡市横島〜西大島周辺
◆講 師 :坂本 明弘(井原市高等学校)
◆参加者:29名


観察会のはじまり 観察会の様子
坂本先生よりカニのお話がありました。さあ,何種類見分けられるようになるかな。
道から双眼鏡やスコープを使っての観察です。


ベンケイガニ カクベンケイガニ
見ていたのは,岩場にすむベンケイガニ類のようです。
目の間に山が4つ。甲羅に切れ込みがない。ハサミの先が白い。→カクベ ンケイガニ。


観察会の様子 スナガニ
砂地の観察場所に移動。何が見えるかな?
スナガニです。繁殖期なので赤くなっています。ハサミが片方大きい。巣 穴のまわりには砂団子がいっぱい。
観察会の様子 ハクセンシオマネキ
砂泥質の干潟にいたのは。。。ハクセンシオマネキやチゴガニ。
ハクセンシオマネキ。片方のハサミが大きな2cmくらいのカニ。
観察会の様子 アシハラガニ
ヨシやハマサジの所に巣穴があるのは,ハマガニやアシハラガニ。
ハアシハラガニ。5cmくらいのカニです。
オサガニ カニの様子
泥質の干潟にいたヤマトオサガニ。 たくさんいます。
クロベンケイガニ 観察会のまとめ
熱心に見ているその先にいたのは・・・クロベンケイガニでした。
今日のまとめです。13種類ものカニに出会えました。みなさま,ありが とうございました。そして,お疲れさまでした。
スナガニのバンザイ チゴガニのバンザイ
オマケ1 スナガニのバンザイ。 オマケ2 チゴガニのバンザイ。



(文/写真:植松 志帆)




[博物館のホームページへ]