倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第399回自然観察会「外来動物をさがしてみよう」」
 2012年9月29日(土)報告

◆ 日 時 :2012年9月29日(土)10時〜12時
◆ 場 所 :倉敷市玉島 溜川周辺
◆ 講 師 :江田伸司(自然史博物館)


スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の赤い卵塊(白矢印)と水路から採取した2個体の貝(黄矢印)

なにかいる?
ウシガエル(成体)がたくさん浮かんでいましたが,カエルは潜って捕れません。
水路では,ほかにアメリカザリガニがとれました。
ウシガエルは食用に養殖するため,エサのアメリカザリガニとともに輸入されました。

溜川では数日前に見つかったブラジルチドメグサ(右の写真)が,左の写真のようにホテイアオイやゴミとともにを船で引きあげられていました。
作業されている後ろの水面の赤いのはアゾラです。

本日のまとめ。
スクミリンゴガイと卵,ウシガエル,アメリカザリガニ,ミシシッピアカミミガメをみました。
一所懸命ヌートリアを探しましたが,駆除されてしまったのか見つかりませんでした。(残念?!)
今日の観察会のお目当ての動物たちは,どれも意図的に外国から持ち込まれたものです。



(写真/文:坂本 明弘)




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