倉敷市立自然史博物館友の会の行事



特別企画「鉱山跡探訪の旅」
 2008年11月29日(土)〜11月30日(日)報告

◆日   時:2008年11月29日(土) 7時40分〜11月30日(日) 18時40分
◆観察場所:岡山県備前市板屋鉱山,兵庫県明延鉱山・生野鉱山など
◆講   師:倉敷市立自然史博物館友の会幹事


鉱山跡の坑道・鉱物観察に24名が集まりました。

1.一点集中

今回のツアーは熱水が関係した鉱物がテーマである。ろう石の採集をしているのだが,何か特殊なものがあったのかみんなの視線が集中した。説明にも熱が入る。(岡山県備前市板屋鉱山)
2.探検坑道

説明を受けて坑道に入る。1987年に閉山になったのだがまだまだ資源は眠っている。とてつもない大きな地底の職場である。運賃たったの一円。そんな電車が走っていたとか。


3.日本一

日本国内の錫産出の90%以上が明延で採掘され,神子畑で選鉱されたとか。今は廃墟となっているが,いつの 日か稼働する可能性を秘めている。
4.露天掘り

生野銀山の銀の露天掘り跡は素晴らしい。切り通しかと思うような姿だが,ここに銀鉱脈があったとは。ただた だ驚くばかりである。
 

(写真/文:稲若 邦典)




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