倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第262回自然観察会「ほら,きこえるよ!春の声が・・・」
 2007年3月4日報告


初めのおまけ

待てど暮らせど雪は降らず。春が足早にやってきた。日曜日は車も少ない。目的地に早く到着しすぎるとか。
そこで,チョットだけ寄り道観察をする。ところがハプニング,トンネルの高さが低くてバスが通らない。
バスを残して更に進む。(3景 5秒間隔)


 
開会
ささゆり館・専門員さんの開会の挨拶。晴れて残念でした????そして講師(地元猟友会の皆さん)の紹介。


いざ!NHKのカメラもセット,ささゆり館の館長さんのカメラもスタンバイ。軽やかに落ち葉を踏みしめ,早春の林へ進む。猟友会メンバーの方から鳥の説明を聞く。なるほど・・・納得納得。


ヒッチビチャ?!一体何のこっチャ?!
カスミサンショウウオのことらしい。昔からの言い伝えでこの動物に噛まれると1日に七分(約2.1cm)ずつ腐っていくと恐れられて,七分蛇と呼んでいたのがヒッチビチャとなったそうだ。皆さんわいわいがやがや話題が弾む。(2景 5秒間隔)

待ってました!本日のメインイベント,スノーシューとかんじきの体験。 猟友会の方からかんじきとスノーシューのはき方を習う。思い思いに湿地を歩いてみる。なかなか良い調子。
講師のつぶやき。「雪があったら,こんなものじゃ済みませんがね。・・・」
どうも,こんなに楽ではないと言いたいようだ。


ほかほかの落とし物。ウサギさんの食事場にありました。
周囲が茶色の冬枯れの中,鮮やかな緑色のコケはよく見ると丸い玉が沢山ありました。何というコケか知りたいです


♪春の小川♪の水は透明で川底の砂まではっきりと見えました。
そしてそして,ふきのとうです。


待ちに待った!やっとご飯。地元で作っていただいた豪華版のお弁当。忘れずに撮影しました。(2景 5秒間隔)


なんだなんだ??食事の後スタートして直ぐ,向こうの集まりはアオイスミレの観察。NHKさんも頑張っています。こちらの集まりは木の芽の観察。なかなか熱心です。カメラのこちらはその他のグループ。
皆さんこちらです。ハンノキの森へ専門員に続く。


ここもみてください。モリアオガエルの産卵場所と見事なセリバオウレンの花。(2景 5秒間隔)


小川に水車。絵になりますね。冬なのでお休みなのでしょうか。
この崖にヤマセミの巣があったそうです。ところがどういう理由か国道近くへ移動してしまいました。まさか買い物に便利なところへ・・・人間じゃないからね・・・理由は不明でした。


お地蔵。地元で大切にお守りされています。
ご苦労様でした。専門員さんご苦労様でした。
館長さん,よっこらしょと背をのばし


愉しい観察会でした。

(写真/文:稲若 邦典)




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