時間 |
文字スーパー |
ナレーション |
0:00 |
|
一年中たくさんの観光客でにぎわう倉敷の美観地区。
この美観地区のすぐそばに鶴形山はあります。鶴形山ではどんな自然に出会えるでしょうか。 |
|
|
鶴形山には大きな木がたくさんあります。 |
0:38 |
エノキ |
これはその一つ,エノキです。よく見ると,もう若い実がついています。 |
0:50 |
ムクノキ |
エノキと並んで生えていることの多い,ムクノキ。 |
|
|
エノキもムクノキも秋に実が熟すと,野鳥たちのかっこうのエサになります。 |
1:07 |
オオイヌノフグリ |
空色のかわいらしい花をつけるのはオオイヌノフグリ。西アジア原産の帰化植物です。日当たりのよい草地ならどこででも見られます。 |
1:18 |
タチイヌノフグリ |
花が小さくて目立ちませんが,タチイヌノフグリもユ−ラシア大陸やアフリカ大陸からやってきた帰化植物です。 |
1:29 |
イヌノフグリ |
花がピンク色をしたイヌノフグリ。日本に昔からある人里の植物ですが,今ではすっかり帰化植物にとってかわられ,めったに見ることができなくなりました。 |
1:46 |
ニホンミツバチ |
石塔の中にニホンミツバチの巣があるようです。働きバチが忙しく出入りしています。 |
1:56 |
ナナフシ |
サクラの若葉の上でナナフシの幼虫を見つけました。小さなナナフシの幼虫はしばらくの間,群れて生活します。 |
2:17 |
ヒメクロオトシブミ |
アベマキの若葉の上ではヒメクロオトシブミが器用に葉を切っています。できあがったのは,このロ−ルキャベツのようなゆりかごです。中に卵が産みつけられています。 |
2:42 |
スズメ |
街中を代表する鳥,スズメです。子育てをしているのでしょうか。 青虫を捕まえました。 |
3:03 |
キジバト |
キジバトはヤマバトとも呼ばれますが,街中でもよく見られます。 |
3:13 |
シジュウカラ |
シジュウカラは木の穴や石垣などの隙間などに巣をつくります。 |
3:25 |
エナガ |
尾の長いエナガ。巣立ったばかりなのでしょう。エサをもらっていますね。 |
3:35 |
コゲラ |
小さなキツツキ,コゲラ。枯れ木に穴をあけて子育てをします。 |
3:45 |
阿知のフジ |
「阿知の藤」は樹齢は300年から500年とされる古木で,岡山県の天然記念物に指定されています。ふつうのフジと違って,ピンク色の花を咲かせます。 |
4:08 |
フジハムシ |
フジの枝先にフジハムシがいました。開いたばかりの柔らかい葉を食べています。 |
|
|
鶴形山は主に砂岩からできています。かつては海に囲まれた島だったところです |
4:39 |
クスドイゲ |
クスドイゲはもともと海岸に生える樹木です。鶴形山が島だった頃の生き残りかもしれません。 |
|
|
春と秋の渡りの頃には意外な鳥に出会うことがあります。 |
5:01< |
オオルリ |
繁殖地へと渡っていく途中のオオルリが鶴形山で羽を休めています。 |
5:12 |
コサメビタキ |
こちらはコサメビタキです。 |
5:25 |
クマゼミ |
クマゼミは街中に多いセミです。オスがお腹を震わせて鳴いています。 |
5:34 |
アブラゼミ |
羽が茶色いのはアブラゼミです。 近くの木の枝先にはたくさんの抜け殻がついています。アブラゼミのようです。 |
5:50 |
ニイニイゼミ |
泥だらけの小さな抜け殻はニイニイゼミのものです。 ニイニイゼミは成虫も木の皮とまぎらわしい色をしています。 |
6:0 |
コヒロハハナヤスリ |
鶴形山の一角におもしろい姿をした植物を見つけました。シダの仲間のコヒロハハナヤスリです。 |
6:20 |
オグルマ |
倉敷周辺ではすっかり姿を消してしまったオグルマですが,鶴形山にはまだ生き残っていました。 |
|
|
冬は鳥たちが最もにぎわいをみせます。 |
6:32 |
ツグミ |
冬鳥のツグミです。木の実を好んで食べます。 |
6:46 |
ジョウビタキ |
ジョウビタキ,こちらも冬鳥です。<一羽ずつ縄張りをつくって冬を過ごします。
|
6:58 |
シメ |
シメは北海道で子育てをし,冬は暖かい地方に移動してきます。 |
|
|
街の中に緑の小島のように浮かぶ鶴形山では,今も四季折々さまざまな生きものと出会うことができます。 |
7:26 |
|
終了
|