倉敷市屋内水泳センター 下水熱利用開始式を挙行いたしました。
下水の温度は、外気温がマイナスまで低下しても、おおむね18度と温かい特徴があります。この度導入したシステムは、この下水熱をヒートポンプ熱源として有効利用して温水プールを温めるもので、年間の二酸化炭素の排出を212トン、杉の木が1年間に吸収する量に換算すると約1万5千本分削減することが出来ます。
下水熱を利用するシステムは全国で22件導入事例があり、本市のシステムが23例目となります。中国・四国・九州地方で初の事例となりますとともに、地上に熱交換機を設置する方式を採用したシステムは、全国初の事例であります。
「『く』『ら』しきの『げ』すいでプール『の』お『ゆ』をつくる」から「くらげのゆ」の愛称を考えました。皆さまに汚水処理以外の下水道の役割を身近に感じて頂き、環境学習の充実や環境保全に対する意識啓発に努めて参りたいと思います。
2018年2月18日 日曜日
8:30 AM〜