倉敷市文化連盟主催の「故室山貴義前会長を偲ぶ会」に出席いたしました。
故室山前会長は、昭和22年から40年間倉敷市に奉職され、「倉敷市民憲章」の策定や、「倉敷音楽祭」の創設などに御尽力なされました。昭和62年から倉敷市助役に就任され、全国初の背景保全条例となる「倉敷市倉敷川畔伝統的建造物群保存地区背景保全条例」の制定や、倉敷市芸文館の設置など、本市まちづくりや文化発展の礎となる数々の業績を残されました。
そして、平成3年から倉敷市文化連盟副会長に、平成10年から同会長に就かれ、退任までの26年の間には、「市民民謡まつり」「吟剣詩舞道祭」「市民創作ミュージカル」など多くの文化事業を企画立案なされ、本市の文化活動の育成、向上、発展に寄与されました。また、若い頃から続けられている作詞活動では、全国で活躍なされ、地元の民謡、合唱組曲、校歌、団体歌などでも大きな足跡を残されました。こうしたご功績により、私が市長に就任した平成20年度に「倉敷市文化章」を贈呈させて頂きました。
室山前会長の御生前の御厚情に対し、あらためて感謝申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。
2018年1月28日 日曜日
12:00 PM〜