2017年5月25日 木曜日
6:00 PM〜

第75期将棋名人戦七番勝負第5局倉敷対局 前夜祭

この度、本市の合併50周年を記念して、将棋界で最も歴史と格式のある「名人戦」開催に立候補したところ、23年ぶりに名誉ある名人戦を開催する運びとなりました。
本日は、明日からの「倉敷市」50周年記念 「第75期将棋名人戦七番勝負第5局」を前に、佐藤天彦名人と挑戦者の稲葉陽八段、そして日本将棋連盟の棋士の皆さまをはじめとした関係者の皆さま、一般参加頂いた将棋ファンの皆さまをお招きして前夜祭を開催いたしました。
佐藤名人は、本市を代表する棋士 大山康晴十五世名人の孫弟子にあたられます。一昨年に本市を会場に実施した「将棋の日」にご参加くださり、指導対局や番組収録中のチーム対局などでイベントを盛り上げてくださいました。その後、名人挑戦者となり羽生善治氏を破って名人位を獲得されました。将棋ファンとともに盛り上がった勢いをそのままに名人位を獲得され、佐藤名人にとって倉敷の地は、非常に「縁起の良い地」であるかと思います。
一方、挑戦者の稲葉八段におかれましても、本市が開催しています全国小学生倉敷王将戦の前身の大会であります西日本地域を対象にした小学生王将戦で、平成11年と12年に当時の兵庫県代表として高学年の部で2年連続優勝を果たされており、稲葉八段にとりましても、倉敷の地は非常に「縁起が良い地」であるかと思います。
第4局までの対戦成績は、名人と挑戦者ともに2勝ずつのタイとなっています。明日の対局は、勝たれた方が名人位に王手をかける、非常に重要な1番となりました。佐藤名人、稲葉八段には、全国の将棋ファンの期待に応える大熱戦を繰り広げて頂き、本市将棋文化の歴史に残る対局となりますことを、心より期待しております。