平成29年度「日本遺産」認定について文化庁から発表があり、本市が申請した「一輪の綿花から始まる倉敷物語 ~和と洋が織りなす繊維のまち~」が認定されました。単一市町村で申請する「地域型」としては、岡山県内で初めての認定となります。
本年は旧倉敷市、旧児島市、旧玉島市の3市が合併して50周年の記念の年であり、その節目の年に認定を受けることが出来ましたことを大変意義深く名誉なことと考えております。近世以降の新田開発から綿花やイ草の栽培をもとに繊維産業が興り、長い年月をかけて培った技術や魅力ある製品、それらの富をもとにしたまちづくりなど、本市の歴史文化の魅力を高く評価頂きました。
発表の後、認定証交付式に出席し、松野文部科学大臣より認定証を直接受け取りました。「日本遺産」認定の記念すべき瞬間から、本市の更なる発展に向けた力強い歩みを進めていくため、私も初心に戻る意を込めて「一輪の綿花」を胸に認定証交付式に出席いたしました。
これまで本市の豊かな歴史文化を守り育んでこられた先人たちの努力に、あらためて感謝と敬意を表しますとともに、この日本遺産認定が、市民の皆さまに本市の魅力を再認識して頂き、これまで以上に郷土に誇りと愛着を持って頂く契機となりますことをご期待申し上げます。
2017年4月28日 金曜日
1:30 PM〜