京都市街を舞台に開催されました「男子第67回 全国高等学校駅伝競走大会」に、39回連続39回目の出場を果たされました倉敷高等学校の応援のため、現地へ駆けつけました。
11月に開催された岡山県予選会でのタイム2時間5分38秒が、全国の予選会のトップタイムで、昨年3位入賞した際のメンバー4人が残っていることもあり、大会前の新聞各紙の予想では、優勝候補の一角に挙げられています。今年こそ、みんなが悲願の初優勝を待ち望んでいます。
12時30分、号砲とともに選手が一斉にスタートいたしました。昨年スタート直後に転倒があった1区畝拓夢選手も順調にスタートしました。選手の皆さんが颯爽と競技場を後にして市街のコースに飛び出して行きました。そして、私も沿道への応援へと移動を始めました。
1区は10Kmの長丁場ですが、畝選手は粘りの走りでトップと11秒差の5位で襷をつなぎました。そして、2区若林選手が4位に、3区ムァゥラ選手が2位に順位を上げました。私も折り返し地点の沿道に到着し、スタートの準備をしていた4区前田選手を見つけ、声援を送りました。その数分後、3区ムァゥラ選手が最後の力を振り絞って折り返し地点へやってきました。私も精一杯の声で応援いたしました。4区前田選手に襷が渡り、勢いよくスタートして行きました。「頑張れー!」
その後、前田選手が逆転してトップに立ち、5区畝歩夢選手、6区北野選手、7区名合選手とトップを譲らず襷をつなぎ競技場に戻ってきました。2位の選手とは約40秒の差。誰もいない競技場に颯爽とオレンジ色のユニホームが戻ってきた瞬間、応援団も一斉に盛り上がり、陣取るバックストレート側のスタンドは歴史的な瞬間を目前に、皆さん精一杯の声援を送りました。私も、皆さんと一緒に「最後まで頑張って!」と力を振り絞って応援しました。そして、この差を保ったまま、トラックを1周し、最後の直線を駆け抜け、こぶしを握って念願の初優勝のゴールテープを切りました!タイムは2時間2分34秒、正に感動の瞬間でした。
倉敷高等学校の選手の皆さん、ならびに選手を支えた監督やご家族をはじめとした関係の皆さま、本当におめでとうございます!この歴史的な瞬間に立ち会えたことを本当に嬉しく思います。
2016年12月25日 日曜日
12:30 PM〜