本市を拠点にコラージュ作家としてご活躍される藤田桜様が、長年にわたり文化振興に貢献されたご功績により、山陽新聞賞をご受賞されました。
藤田様は、学研が出版する月間絵本「よいこのくに」の表紙を約40年間担当されるなど、コラージュ作家として確固たる地位を築かれ、現在も御活躍をなされています。昭和38年からご主人の高橋秀先生とともにイタリアで制作活動に励み、イタリアで個展を開催されるなど国際的にご活躍され、平成16年に帰国。本市の沙美海岸近くにアトリエを構え、平成17年から10年間、子ども達の芸術への感性を育む「沙美アートフェスト」を開催、平成18年から高橋秀先生と私財を投じて「秀桜基金留学賞」を創設され、若手作家の海外留学を支援されるなど、後進の育成にも御尽力なされ、本市をはじめとした地域文化の向上、発展に多大な御貢献を賜っております。
藤田様には、健康に十分御留意いただき、今後更なる御活躍を心からご期待申し上げます。