「中核市サミット2020 in 倉敷」では、「地域を創り、地域に生きる〜中核市が育む日本の力〜」をテーマに、『災害から「生き抜く」ためのまちづくり』、『コロナに「打ち勝つ」観光文化のまちづくり』に焦点を当てて、2会場に分かれてのパネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッション(第1会場)では、「災害から『生き抜く』ためのまちづくり」をテーマに意見が交わされました。各パネリストからは、平成30年7月豪雨、令和元年台風19号などの大規模災害において、市長として重視した復旧・復興策や、災害の経験を踏まえた防災・減災に向けた取り組みなどが紹介されました。そして、行政による防災力強化とともに、地区防災計画の策定や防災教育の推進などにより、住民や地域が自らの命を自らで守る意識を高めていくことが重要であることなどを確認いたしました。
また、パネルディスカッション(第2会場)では、「コロナに『打ち勝つ』観光文化のまちづくり」をテーマに意見が交わされ、各パネリストからは、各市の地域資源を生かしたさまざまな取り組みと併せて、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた現状の紹介がありました。そして、「コロナ禍を、別の面から見れば、地域の魅力を地域の人が見いだすチャンスにもなる」などの意見が出され、これからの観光文化を軸としたまちづくりの可能性について、議論が深まりました。
2020年10月29日 木曜日
3:25 PM〜