全国を対象に発出されていた緊急事態宣言が、5月14日に岡山県を含む39県で解除されたことを受け、第11回倉敷市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。
休校中の小中学校と幼稚園については、5月21日から再開することとし、特別支援学校と高等学校については、児童生徒の居住地の範囲が広く、公共の交通機関を利用して登校している児童生徒が多いことなどを踏まえ、岡山県立学校と同様に6月1日から再開することとしました。
利用を休止している市の施設については、「新しい生活様式」に基づいた感染症予防対策を取り入れた上で、5月21日から順次再開することとし、芸文館等の広域からの人の移動が見込まれる施設や、倉敷武道館等の屋内のスポーツ施設などについては6月1日から再開することとしました。
また、国から示された「新しい生活様式」について、重要な部分にアンダーラインを引いたり、イラストを入れるなどして分かりやすくし、市民の皆様に広く周知するために作成した掲示・配布用のチラシを発表しました。

「小中学校、幼稚園、保育園・認定こども園・放課後児童クラブ等の対応」については次のとおりです。
①小中学校は5月21日から再開します。5月31日までは、1つの学級を2つに分けて交互に登校する「分散登校」とします。（5月25日から給食を再開、午後も授業を実施し、5月30日は土曜授業日として設定します。小学校においては、緊急やむを得ない理由で預かりが必要な児童の、緊急一時預かりを実施します。）6月1日以降は通常の授業を再開し、中学校の部活動も再開します。
②幼稚園は5月21日から再開します。5月31日までは午前中のみ保育を実施することとします。
③保育園・認定こども園・放課後児童クラブ等については、5月21日から5月31日までは公立学校の分散登校に合わせてできる限り家庭保育の協力をお願いし、6月1日以降は通常の保育を再開します。