2018年1月6日 土曜日
2:30 PM〜

星野仙一様御逝去にあたっての囲み取材

星野仙一様の突然の御逝去の報に接し、ただただ驚き、悲しみに堪えません。
多年にわたり中日、阪神、楽天の選手・監督として活躍され、チームを数々の優勝に導かれ、また、倉敷市においては、キャンプや公式戦・オープン戦の開催にご尽力くださり、プロ野球に身近に接する機会を与えてくださり、市民に夢と元気と感動を与え、常にふるさと倉敷を応援してくださいました。
平成15年と25年に倉敷市民栄誉賞を受賞、平成26年10月には倉敷市スポーツ特別功労章を受章されるとともに、倉敷市スポーツ大使に就任され、本市のスポーツ振興に多大な御貢献をいただきました。そして、平成29年1月に野球殿堂入りを果たされ、11月には倉敷市文化章を受章されるなど、星野仙一様は、郷土倉敷の誇りであります。
去る11月3日の文化章受章式では、「ライバルを持ち、多少の劣等感を持ち、それを乗り越えていく、という思いが今につながったと思う」、「常に夢を追い続け、生涯野球に携わって、これからも倉敷のために精いっぱい頑張っていこうと思っている」とおっしゃっておられました。
マスカット球場のキャンプで、市民からの「星野監督!」との声に、「おうっ!」と右手を上げて応える姿、若手選手を厳しいなかにも愛情を持って叱咤激励される姿、瀬戸内倉敷ツーデーマーチで2000人の参加者をハイタッチして「みんな頑張れよ!」と言って激励される姿、野球殿堂入り祝賀会で、自分のふるさとは本当にいいところなんだとご紹介くださる姿、いずれも昨日のことのようで、御逝去されたことが未だに信じられません。
「野球とともに生き、ふるさと倉敷を愛した星野監督」に、心からありがとうございましたと申し上げたいと思います。