2024年7月11日 木曜日
5:30 PM〜

内外情勢調査会倉敷支部懇談会 講演

 「みらいに向かう持続可能なまちづくり」と題して講演いたしました。

 90年の郵政省(現総務省)入省からの自らのキャリアを回顧させていただき、98年からの3年間、総理府国際平和協力本部で勤務した際には、人生の師と仰ぐ元国連難民高等弁務官の緒方貞子氏の下で研修を受け、「緒方氏はものすごくパワーがあってすごい方。(緒方氏の)現場主義はその後の私の仕事の原点」です。

 18年7月の西日本豪雨では、同市内でも75人が死亡するなど、大きな被害を受けた。本格復旧・生活再建をする上でどうすれば良いか考えたときに頭に浮かんだのが緒方氏でした。

 「とにかく現場の住民の方が何を重要だと思っているのか聞くのが大事。『とにかく水を出してくれ』と言われ、水道局の職員と検討した」と当時を振り返りかつての研修を踏まえて水道水の早期復旧にこぎ着け、今までの経験が役に立ちました。

 2018年7月の西日本豪雨を踏まえ「災害で得た経験を生かしていきます」。