植松 奎二(うえまつ けいじ)


1947(昭和22)−
彫刻家。神戸市に生まれる。1969年、神戸大学教育学部美術科を卒業。はじめ写真による観念的な作品を発表。1974年、神戸市文化奨励賞を受賞。1975年、ドイツのデュッセルドルフに渡る。1970年代後半から、ガラスや木、石、布、金属などの素材を使って、日常意識することのない圧力や重力、張力を視覚化し、物と物の間に新たな関係を創り出す緊張感漂う作品を制作。1986年以降、日本とドイツを拠点として活動する。1988年、第43回ヴェネツィア・ビエンナーレで「倒置−垂直の場」を発表。1990年、第12回神戸須磨離宮公園現代美術展で「凪のとき−赤いかたち/浮」が大賞を受賞。1993年、倉敷市水島・彫刻通りに設置された「浮く形−垂」をはじめ野外彫刻作品の制作も多い。1996年、第23回長野市野外彫刻賞を受賞。1997年、第28回中原悌次郎賞優秀賞を受賞。

植松 奎二 「浮くかたち - 軸」
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