玉島ぶらっと
■ 【乙島祭り】

戸島神社秋季例大祭(乙島祭り)

日   時
平成20年10月25日(土)、26日(日)
場   所
玉島乙島(戸島神社)
問い合わせ
086-522-3377(戸島神社)
駐車場
川鉄鋼板北ほか 約800台(坂田町交差点から西に100m行くと係員が案内します)

約700年の歴史を持ち,玉島乙島の鎮守,戸島神社境内で例年10月最終の土・日曜日に行われる秋祭り。平成4年に倉敷市重要無形民俗文化財に指定。

 当日は大変多くの人出が予想され(2日でのべ5、6万人)特に日曜午前6時頃の宮下りと午後6時頃の宮入りには大場物や神輿が集まり、大変危険なので、十分注意してください。

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『ケ』のなかに『ハレ』を。

チラシ(PDFファイル81KB)

 暗闇がまだ乙島を包んでいる頃、戸島神社を目指して大場物(※1)が動き始める。日曜日(※2)の午前4時を過ぎた辺りから神社の石段下に集まってくると熱気がじわじわと染み出してくる。太鼓の音と掛け声が静かな朝に響き出す。全ての大場物が境内に集まるのは午前5時30分頃。

  太陽が昇る、少し前。日常が非日常に変わる刻を告げるように、大場物が激しく動き出す。お船3基(養父、城岡ノ辻、泉谷)が揃ってねる「三艘船」、続いて、奴踊り・鬼舞・獅子舞(※3)が奉納される。その後、神輿に御霊移しが行われると、宮下りして(境内を出発して)、神輿、大場物が町内を練り回り、乙島中に太鼓と音頭の賑やかな音が響き渡る。巡行を終えて宮入りする(境内に帰る)のは、出発から12時間後の午後6時頃。境内に戻った神輿は御霊移しを行い、全ての大場物が境内に集まると、ふたたび「三艘船」が行われ、奴・鬼・獅子舞が奉納されてまつりは幕を閉じる。

 見所は町内の巡回を終えた大場物が神社の170段の階段を練り登る様で、担ぎ手のかけ声と黄金色の刺繍をほどこした大場物の荒々しい動きが壮観な光景を作り出し、観客を魅了する。

  『ハレ(非日常)』である乙島まつりは、近世末期の祭礼の要素に海の歴史を反映させつつ、それを受け継ぐ乙島人の情熱によって、伝統として引き継がれていく。

※1 千歳楽・お船・だんじりの山車。本来は13基あるが、今は12基。
※2 土曜日は午前中に式典が行われ、午後から大場物が乙島以外の近隣各地区を巡る。
※3 乙島まつりの獅子舞の踊り方は独特で、かつて日本民俗芸能大会で優勝したことがある。

※ 乙島まつり最大の見ものである大場物・神輿は、毎年交互に東回りと西回りで乙島地内を巡る。今年(2008年)は西回り。