
乳がんや子宮がんは、自覚症状がないことが多いので、早期発見・早期治療が重要です。
早期に発見すれば、高い確率で治癒します。
早期発見のために、毎年、検診を受診しましょう。
がんについて詳しい情報を知りたい人は

乳がん年齢別罹患率
乳がんは女性に最も多いがん
乳がんは日本女性の20人に1人がかかる病気です。
30歳を過ぎたころから急に発症数が増え始め、40〜50歳代に特に多くみられます。
倉敷市では2004年に29人が乳がんで亡くなっていますが、その約6倍の180人が乳がんにかかっています。
こんな人は特に注意!
- 40歳以上の人
- 出産経験がない人、または初産年齢が30歳以上の人
- 初経年齢が早く(11歳以下)、閉経年齢が遅い(55歳以上)の人
- 祖母・母親・姉妹など、家族に乳がんにかかった人がいる人
- 肥満の人
こんな症状ありませんか?
- 乳房にしこりがある。
- 乳房にひきつれ・くぼみがある。
- 乳頭から分泌物が出る。
- 乳頭が陥没、ただれ・変形がある。
- 脇の下にグリグリがある。
自己検診(セルフチェック)の方法
乳がんは、自分自身で発見することができる唯一のがんです。
最低でも月に1回、自分の乳房の状態をチェックすることで、早期発見の確率が高まります。
月経の直前や月経中は乳腺が張ってしこりと間違えやすいので、乳腺が安定している月経が終わって1週間ぐらいに行いましょう。
閉経を迎えた人は、月に1回、覚えやすい日に決めてチェックしましょう。
自己検診法をマスターしよう
- ①
- 鏡の前で、乳房がひきつれていないか、乳首にくぼみや分泌物がないかを見る。
- ②
- 両腕を上げ乳房に不自然なくぼみがないかを見る。
- ③
- 仰向けに寝て肩の下に枕などを入れる。左手で右側の乳房に、右手で左側の乳房にまんべんなく触れ、小さくて硬い、痛みのないしこりがないか調べる。わきの下も忘れずにチェック。
人差し指、中指、薬指の3本の腹でなでるように触れましょう。
乳がん検診を受けましょう!
乳がんの中には自己検診では見つけにくいものもあるので、早期発見のために年に1回は乳がん検診を受けましょう。早期に発見し適切な治療をすれば、9割以上が治ります。
倉敷市では、6~3月に乳がん検診を実施しています。5月末頃にお送りしている「けんしん受診券」が必要になります。
対象者・受診方法など詳しくはこちら 実施医療機関一覧はこちら 健(検)診実施医療機関一覧(PDF)
倉敷市の検診で乳がんが見つかった人
よくある質問と回答
- Q
- マンモグラフィってなんですか?
- A
- 乳房を透明なプラスティック板にはさんで行うレントゲン撮影です。
触っても判らないような早期の小さながんや、しこりを作らないタイプのがんの発見に有効です。
乳腺の発達した若い女性では発見しにくく、倉敷市の検診は40歳以上を対象としています。 - Q
- マンモグラフィ検診って痛くないですか?
- A
- 圧迫して撮影するため、少し痛みを感じる人もいますが、圧迫する時間は数秒間です。
- Q
- 授乳中(妊娠中)なのですが、乳がん検診を受けられますか?
- A
- 授乳中(妊娠中)は乳腺が張っているので、視触診を行ってもわかりづらい時期になります。
気になることがあれば、まずはかかりつけのお医者さんに相談してください。 - Q
- 生理中は乳がん検診を受けない方がいいですか?
- A
- 生理の直前や生理中は、乳腺が張っているためしこりと間違えやすいので、できるだけ避けてください。月経が終わって1週間ぐらいが、乳腺が安定していて、検診を受けるのに適しています。
- Q
- 女医さんがいる病院を教えてもらえませんか?
- A
- 申し訳ございませんが、倉敷市では把握をしていません。
「健(検)診実施医療機関一覧(PDF)」で乳がん検診を実施している医療機関を確認していただき、直接医療機関へお問い合わせください。
乳がん体験者からのメッセージ
- 「乳がんは自分がなるもの」とは考えていなかった。
女性なら誰でもかかる可能性があるんですよね。 - 「30代で乳がんなんて…」と思っていました。
「若いから大丈夫」と思わないで、乳がん検診を受けてほしい。 - 女性にとって、乳房をなくすということは耐え難いことです。
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子宮がんは2種類あります
子宮がんには、子宮の入り口にできる「子宮頸がん」と、子宮の奥の内膜にできる「子宮体がん」の2種類があります。同じ子宮に発症するがんですが、性質に違いがあります。
| | 子宮頸がん | 子宮体がん |
| がんのできる場所 | 子宮の入り口 | 子宮の奥 |
| 自覚症状 | 初期は無症状 | 不正性器出血 |
明らかになっている 原因 | ヒトパピローマウイルス | 女性ホルモンのバランスの崩れ |
| 発症年齢のピーク | 30〜40歳代 (20歳代に急増) | 50歳代 |
かかる危険性の 高い人 | 性経験が豊富な人 初めての性交を若年時に経験した人 分娩回数が多い人 | 未婚、妊娠回数の少ない人 月経不順、不妊者、閉経前後の人 肥満、糖尿病、高血圧の人 卵巣がん・乳がん・大腸がんの家系 エストロゲン服用歴のある人 |
| 早期発見のポイント | 子宮がん検診 | 不正性器出血で受診 |
子宮頸がん年齢別罹患率
子宮体がん年齢別罹患率
子宮がん検診を受けましょう!
子宮頸がんは、早期に発見できれば100%に近い確率で治癒します。早期発見のために年に1回は子宮がん検診を受けましょう。
倉敷市では、6~3月に乳がん検診を実施しています。5月末頃にお送りしている「けんしん受診券」が必要になります。
対象者・受診方法など詳しくはこちら 実施医療機関一覧はこちら 健(検)診実施医療機関一覧(PDF)
【情報】子宮頸がんの予防ワクチンが日本でも認可されました!
子宮頸がんの原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染です。多くの場合、性交渉によって感染すると考えられていて、発がん性HPVは、すべての女性の約80%が一生に一度は感染していると報告があるほどとてもありふれたウイルス。このため、性行動のあるすべての女性が子宮頸がんになる可能性を持っています。
子宮頸がん予防ワクチンは、発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)の中でも特に子宮頸がんの原因として最も多く報告されているHPV16型と18型の感染を防ぐワクチンで、海外ではすでに100カ国以上で使用されています。日本では2009年10月に承認され、2009年12月22日より一般の医療機関で接種することができるようになりました。
3回のワクチン接種で、HPV感染から長期にわたってからだを守ることが可能です。しかし、このワクチンは、すでに今感染しているHPVを排除したり、子宮頸部を治す効果はなく、あくまで接種後のHPV感染を防ぐものです。
子宮頸がんを予防するためには定期的な子宮がん検診を受診しましょう。
倉敷市では、2010年12月16日より子宮頸がんワクチンの助成を始めました。→ 詳しくはこちら
よくある質問と回答
- Q
- 子宮がん検診って痛くないですか?
- A
- 内診では、片方の手の指を膣内に入れ、もう片方の手でおなかを押して、触診をします。緊張すると必要以上に痛みを感じることがあるのでリラックスして受けましょう。
また、細胞診では、頸部がん検診は、子宮頸部の細胞を綿棒などでこすりとりますが、痛みはほとんどありません。体部がん検診では、子宮の奥までチューブやブラシなどを挿入して子宮内膜の細胞を吸引したりこすりとったりするため、多少痛みや出血があります。 - Q
- 妊娠中なのですが、子宮がん検診を受けられますか?
- A
- 妊娠時に既に検査を行っていますので、再度受診する必要はありません。
- Q
- 生理中は子宮がん検診を受けない方がいいですか?
- A
- 生理中は正しい診断がつきにくいので、生理中の検診は避けてください。
- Q
- 女医さんがいる病院を教えてもらえませんか?
- A
- 申し訳ございませんが、倉敷市では把握をしていません。
「健(検)診実施医療機関一覧(PDF)」で子宮がん検診を実施している医療機関を確認していただき、直接医療機関へお問い合わせください。 - Q
- 子宮を摘出しているのですが、子宮がん検診は受けた方がいいですか?
- A
- 子宮を全部摘出している場合は不要ですが、摘出手術後にも子宮の一部が残存していることがあります。
かかりつけのお医者さんに相談後、子宮がん検診を受けることをお勧めします。 - Q
- 性交渉の経験がないので、子宮がん検診は受ける必要はないですか?
- A
- 性交渉の経験がない人でも子宮がんになる可能性はあるので、検診を受けましょう。
- Q
- ヒトパピローマウイルス感染って防げますか?
- A
- ヒトパピローマウイルスはセックスによって感染するため、性経験があれば誰でも感染する可能性があります。
感染してもほとんどは一過性でウイルスは自然排除されますが、感染が持続すると一部ががんとなります。
完全に防ぐ方法は見つかっていませんが、コンドームを使うことで感染の確率を下げることはできます。効果は完全ではないため、検診を受けることが最善の予防策です。
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