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倉敷市少年自然の家

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危険な動植物

マムシ

マムシ マムシ

■ どんなヘビ?

 長さは40〜65cmくらいで,メスの方がやや大きいです。写真のようにあまり太くないものもいますが,ほかのヘビに(くら)べて(どう)が太くて短く,()が短くて急に細くなるのが特徴(とくちょう)です。頭と(どう)との間には,くびれができます。からだの色は,茶色〜()い茶色でマルの中に点をかいたようなもようがあります。上あごには(どく)注射(ちゅうしゃ)のように()す,2本の(きば)があります。

■ どこにいるの?

 森林やそのまわりの田畑にいます。とくに水辺や湿(しめ)った場所が好きです。ふだんは,草むらや物かげで,とぐろを()いて身をひそめています。また,写真のように,からだを左右に折りたたむように曲げるのもマムシの特徴(とくちょう)です。

■ どんな活動をするの?

 (どく)ヘビですが,積極(せっきょく)的に人を(おそ)うことはありません。主に夜間活動して,カエルやネズミなど小型(こがた)の動物を(はば)広く食べています。7月ごろに妊娠(にんしん)したメスが日光(よく)に出てくるため,この時期に人がかまれる事故が多いようです。

◆ かまれないために

 まず,見つけたら,1m以内に近づかないこと。ほかのヘビに(くら)べて()げ足が(おそ)いのですが,木ぎれなどでつついたりすると飛びかかってくることがあるので,さわらずに放っておくのが一番です。

◆ もし,かまれたら…

 マムシにかまれると出血したり()れたりして,かなり痛みます。必ず病院へ行き,適切(てきせつ)治療(ちりょう)をしてもらいましょう。

スズメバチ

スズメバチ スズメバチ

■ どんなハチ?

 一番大きくなるオオスズメバチで27〜38mmになります。集団生活をするハチ(アシナガバチ,ミツバチなど)は,巣を刺激(しげき)すると毒針(どくばり)武器(ぶき)にして攻撃(こうげき)してきます。

■ どこにいるの?

 夏には,雑木(ぞうき)林などで樹液(じゅえき)にむらがったりします。巣は樹上(じゅじょう)に作ることが多いようですが,人家の軒先(のきさき)や土の中に作ることもあります。

■ どんな活動をするの?

 スズメバチの被害(ひがい)は,8月〜10月に多いようです。攻撃(こうげき)するときは,体当たりしたときに6本の(あし)で相手にしがみつき,かみついたまま何度も()します。また毒液(どくえき)興奮(こうふん)物質)を相手の体にまき()らします。この(えき)をかぶると,さらに多くのハチが(おそ)ってくるので,すぐに()げないとたいへん危険(きけん)です。

◆ さされないために

 巣の近くで大声を出したり,強い振動(しんどう)(あた)えたりしないように注意します。「黒色」を攻撃(こうげき)する性質(せいしつ)があるので,白っぽい服そう(帽子(ぼうし)もかぶる)の方が安全度は高いようです。野外活動中に遭遇(そうぐう)した場合は,頭(黒色)を(かく)姿勢(しせい)を低くして,ゆっくりその場を(はな)れるようにしましょう。

◆ もし,さされたら…

 (きず)口は清潔(せいけつ)な水でよく洗い流し,(はり)()きます。できれば,すぐに毒液(どくえき)を口,または市販(しはん)の器具を使って吸い出すとよいです。()れや痛みには冷湿布(しっぷ)をし,虫さされの薬をぬります。じんましん,だるさ,息苦しさなどのアレルギー性の症状(しょうじょう)があるときは,すぐに病院で手当てを受けましょう。

かぶれる木(ヤマウルシ,ハゼノキ,ヤマハゼ,ヌルデなど)

ヤマウルシ ハゼノキ ヤマハゼ ヌルデ  [左上]ヤマウルシ  [右上]ハゼノキ  [左下]ヤマハゼ  [右下]ヌルデ

■ どんな木?

 これらはウルシ科の植物で,樹液(じゅえき)などにウルシオールという,かぶれる成分(せいぶん)(ふく)んでいます。だれでもかぶれるわけではありませんが,ウルシオールは気化(きか)して空気中に()け出していることもあるため,さわったときばかりでなく,そばを通っただけでかぶれる人もいます。かぶれると,かゆくなり,赤く()れたり,水ぶくれができたりします。

■ 葉っぱに特徴(とくちょう)があるよ!

 ウルシ科の立ち木は,奇数(きすう)羽状(うじょう)複葉(ふくよう)()ばれる,特徴(とくちょう)的な葉っぱの形をしています。先端(せんたん)に小さい葉が1枚,そのあとに向かい合うように2枚ずつの小さい葉が(なら)んで,たくさんの葉が集まり,羽根(はね)のような形になっているのです。

■ どこに生えているの?

 これらの植物は,自然の家の所内,所外,山道や森の中,いろんな場所に生えています。特にウォークラリーやハイキングのときでは,アスファルトの道路でも道のそばに生えていることがよくあるので,注意しましょう。

◆ かぶれないために

 奇数(きすう)羽状(うじょう)複葉(ふくよう)の葉っぱの植物を見つけたら,さわらない,できればそばを通らないようにしましょう。

◆ もし,かぶれたら…

 かぶれた部分を清潔(せいけつ)な水でよく洗い流し,(こう)ヒスタミン(ざい)(ふく)んだステロイド軟膏(なんこう)をぬります。コールドパックなどで冷やすのも効果(こうか)があります。かぶれた部分をさわった手でかぶれていない部分をさわると,かぶれが広がってしまうので,かゆくても,かぶれた部分をかいてはいけません。できれば何の木でかぶれたかを(たし)かめて,皮膚(ひふ)科の病院で手当てを受けた方がよいです。

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