倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第656回自然観察会
「中国山地の植物観察6 〜朝鍋鷲ヶ山〜」
 2022年5月28日(土)報告

◆日 時 :2022年5月28日(土)9時〜15時
◆場 所 :真庭市蒜山上徳山 朝鍋鷲ヶ山
◆講 師:自然史博物館学芸員
◆参加者:30名

今回は朝鍋鷲ヶ山登山道沿いの植物観察です。
さあ、どんな植物にあえるかな?


蒜山インターを降りてすぐの道の駅「風の家」に集合後、穴ヶ乢(たわ)登山口まで車を連ねて移動。
登山コースと植物の見どころを聞いて、さあ出発!

穴ヶ乢までのスギ・ヒノキの植林地ではカラスシキミ・クロタキカズラなどを観察。

   
穴ヶ乢から植林地の急坂を登ると、ブナ林の緩やかな登山道に。林をぬけていく風のなんと気持ちよかったこと。花は終わっていたけれど、オオイワカガミの果実も可愛い!

山頂を少し過ぎ、視界が開けた草原でアカモノを眺めながら昼食。

   
本日の一品、ウラジロハナヒリノキ。壺形の4ミリくらいの花が並んで咲いている姿に感動! 山頂付近で・・・。このあとはひたすら続く下りの階段と、穴ヶ乢登山口までの舗装された長い林道が待っている!
   
   
途中、小休止しながら植物観察。 ふう〜っ、やっと、やっと、やっと到着! みなさまお疲れ様でした。

晴天に恵まれ、咲き始めの初夏の花が楽しめた登山となりました。
案内してくださった狩山学芸員、鐵学芸員にお礼申し上げます。

(写真/文:島岡浩恵)


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