倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第639回自然観察会
「倉敷みらい公園の生き物しらべ2021年夏&セミのぬけがら調査」
 2021年8月8日(日・祝)報告

◆日 時 :2021年8月8日(日・祝)9時〜12時
◆場 所 :倉敷市寿町 倉敷みらい公園(倉敷駅北側の商業施設の間)
◆講 師 :片岡博行、狩山俊悟、坂本明弘、山ア法子、末長晴輝ほか友の会幹事
◆参加者:54名

当日は良く晴れて、朝からとても暑い日になりました。

開会のあいさつは、みんな木陰に入って。熱中症にはくれぐれも気を付けて!

観察会開始。最初から大盛り上がりの昆虫グループ。木を見上げて、よく見てみると……?

あちこちにセミが止まっていました。これはアブラゼミ。

   

体も大きいけど鳴き声も大きなクマゼミ。

アブラゼミやクマゼミに比べると、だいぶ小さい、ツクツクボウシもいました。
こちらは植物観察グループ。木陰に入ると少し涼しさを感じます。

大きなクスノキの幹には、よく見ると色々なものがくっ付いています。

木の枝先を見上げるとピンポン玉?ではなくて、トチノキの果実です。 こちらの枝には、大きな卵が?恐竜の卵?ではなくて、ヒマラヤスギの果実(球果)です。
開会から1時間(10時)で、いったん、まとめを行いました。 まとめをした後、今度は参加者全員で「セミの抜け殻調査」を行いました。
一か所にたくさん抜け殻が付いている枝も。まるで組体操をしているみたい? 調査場所によってはこんなにたくさんの抜け殻が!だんだんキャラメルポップコーンに見えてきたという人も。
探した抜け殻を、種類とオス・メスを見分けて仕分けて行きます。ちょっと難しいですが、慣れてくると分かるように? たくさん抜け殻が見つかったグループは大変でした!講師の先生も参加して、仕分けをしました。


(写真/文:片岡博行)


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