倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第576回自然観察会「倉敷美観地区で淡水魚を観察しよう−初夏編−」
 2019年5月18日(土)報告

◆日 時 :2019年5月18日(土) 10時〜12時
◆場 所 :倉敷美観地区内の倉敷川
◆講 師 :山野ひとみ(倉敷芸術科学大学),江田伸司(自然史博物館)ほか
◆参加者:26名


倉敷川は美観地区が始まりだってご存じでしたか?
倉敷市立自然史博物館からほど近い倉敷美観地区は
人気の観光地で倉敷川は欠かせない存在ですが,
さてどんな魚の種類が見つかるでしょうか。

倉敷美観地区で淡水魚を観察しよう−初夏編− 倉敷美観地区で淡水魚を観察しよう−初夏編−

最初に倉敷川や魚についての説明や見どころ,注意点を聞きました。

観察ポイント(1)。この湧きだしたところに魚も集まりますが,白鳥もちょうど雛を連れてやって来ました。
倉敷美観地区で淡水魚を観察しよう−初夏編− 倉敷美観地区で淡水魚を観察しよう−初夏編−

水中の観察方法必殺技,自撮り棒を使って水中動画撮影です!何が映っているかは博物館へ帰ってからのお楽しみ。

大原美術館前,ほらほら,あそこに魚がみえます。
倉敷美観地区で淡水魚を観察しよう−初夏編− 倉敷美観地区で淡水魚を観察しよう−初夏編−

観察ポイント(2)。流れがほとんどないのでトンボのヤゴや成虫も観察できました。

現れた亀をササッと手づかみとは山野先生すごいー! クサガメです。

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観察ポイントB。川へ降りる階段や石垣も見逃せません。 あそこにいるいる。子どもたちもかぶりつきで水中観察。エビやハゼの仲間もいて楽しいなぁ。
倉敷美観地区で淡水魚を観察しよう−初夏編− 倉敷美観地区で淡水魚を観察しよう−初夏編−
最初に水中に仕掛けていた罠で、狙っていた婚姻色の表れたヤリタナゴをゲット。 博物館へ戻ってから、先生が採った魚や生き物の観察や、水中撮影の上映、そして今日のまとめをしました。

配っていただいた手書きのカラー版の観察会説明書を持っての美観地区での魚などの観察、
そして先生の凄技やお話に子どもも大人もワクワクした観察会でした。
秋(9月28日(土)予定)に「倉敷美観地区で淡水魚を観察しよう−秋編ー」の観察会もあります。
今から楽しみですね。

(写真/文:小橋 理絵子)


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