倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第570回自然観察会
「再訪・鴻島の自然」
 2018年1月20日(日)報告

◆日  時 :2019年1月20日(日)9時〜13時30分
◆場 所 :備前市日生町日生 鴻島北部
◆講 師 :
狩山俊悟(自然史博物館),友の会幹事
◆参加者 :22名

 

 前回訪れたのはちょうど10年前でした。
恒例の瀬戸内の島巡りシリーズは鴻島を再度訪れて,前回行けなかった北部を歩きます。


雨の中の客船のりなはーれ号と参加者たち 海辺の道を歩く様子
素敵な新しい客船「のりなはーれ」で鴻島に到着。 小雨の中,説明を聞いてからいざ出発。
    
葉っぱの説明をする狩山学芸員 足下の植物を観察する様子

似たもの同士の葉っぱ,見わける特徴はここです。

この地面の足元に生えている植物は要チェックですよ!
小高い場所から海を見る参加者たち モクズガニの甲羅部分を持つ様子
雨も上がって,日生の海を見渡しながらのお昼ごはん。 おお,モクズガニ発見。挟まれないコツは,こうしてこう。
海辺の枯れ草の写真 鴻島の観光案内板を見ている様子
海岸の植物も見どころたくさんなのです。 植物に加えて昆虫班からも今日のまとめがありました。


島を歩いていると観察した植物や昆虫以外にも,イノシシの掘り跡や豪快なぬた場,シカの食痕,ミカンや木の実を食べたタヌキの新鮮な溜フン,謎の抜け毛束や獣道など,いろんな動物の気配もひしひしと感じられた鴻島でした。

(写真/文:小橋理絵子)




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