倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第561回自然観察会
「ミズアオイ観察会」
 2018年9月16日(日)報告

◆日  時 :2018年9月16日(日)10時〜12時(受付9時30分〜10時)
◆場 所 :倉敷市加須山 小瀬戸橋下流東側河川敷
◆講 師 :
榎本敬,狩山俊悟,坂本明弘,友の会幹事ほか
◆参加者 :57名

 


ここ数年では最多数のミズアオイが順調に育っていたのですが,7月中旬〜下旬の間にジャンボタニシの食害に逢って全滅してしまいました。 観察会は,”これも自然”と見て頂くこととして,しげい薬用植物園で育てて いる自生地所以の株を移動させて頂き,花を見ることは実現しました。

ミズアオイの構造を紙芝居で説明する様子 バケツに入ったミズアオイを観察する様子
狩山先生からミズアオイの不思議な構造を何時もの紙芝居で解説して頂きました。 教えて貰ったことを実際のミズアオイで確かめることができたかな?
    
投網の仕組みを解説する様子 今回の投網で採れた魚の説明
毎回大人気の投網を投げる前に,坂本先生が網の仕組みなどの解説をしてくださいました。 今回の投網で獲れた魚たちの説明を頂いています。
虫を探す子どもたち ミズアオイの受粉について手品を交えて説明する様子
虫を探索の子どもさんたちは,観察地の端まで追いかけて行ってます。 主催者側では危険防止の見守りをしています。 狩山先生から,ミズアオイが持っている受粉の智慧を,手品を含めて説明を頂きました。
オオシロカラカサタケ 自生地に移されたミズアオイ
今回は,子どもさんがこんなに大きなキノコを見つけてくれました。 「オオシロカラカサタケ」で毒キノコだそうです。 決して口には入れないように! 今後の食害を確認する目的に,観察後の株を自生地に移植して見ました。


(写真/文:入江和喜)




[博物館のホームページへ]