倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第530回自然観察会「干潟の生物の観察会」
2017年7月22日(土) 報告


◆日 時 :2017年7月22日(土) 14時〜16時30分
◆場 所 :倉敷市児島通生海岸
◆講 師 :友の会幹事ほか

◆参加者:46名



 

干潟に50人ほどが散らばって観察中です。

    

「足は深くもぐらないで」歩けるぐらいの砂泥質です。

どんな生き物がいるかな?
      
干潟の半分ぐらいの表面が酸欠の状態でした。緑に見えるアナアオサが分解しただけではないようでした。 たくさんの干潟の生物が見つかりました。

観察記録

(環境―石組み突堤・離岸堤,砂質高潮域,砂泥質中低潮域干潟,砂泥質アマモ場)
ヒラムシの一種,(タマシキゴカイ)卵塊・フン,*(ゴカイ類)棲管,ケハダヒザラガイ,ツボミ,ホソウミニナ,ウミニナ,アカイシ,イボニシ,(ツメタガイ)卵塊,アラムシロ,イシダタミ,ソトオリガイ,アサリ,マテガイ,トリガイ,サクラガイ,コウイカの一種(幼体・卵),キセワタ,ウミウシの一種(幼体?),クルマエビ,モエビの一種,イソテッポウエビの一種,ユビナガホンヤドカリ,コブヨコバサミ,アナジャコ,ニホンスナモグリ,ツノナガコブシ,マメコブシガニ,イソガニ,ヒライソガニ,ヒシガニ,オウギガニ,カクベンケイガニ,イシガニ,カザミ,オサガニ,コメツキガニ,ハクセンシオマネキ,スナガニ,トゲイカリナマコ,ウチワイカリナマコ,ムラサキクルマナマコ,サンショウウニ,ブンブクの一種,ウデナガメガネクモヒトデ,ナガトゲクモヒトデ,ヌノメイトマキヒトデ,ハゼの一種,ミミズハゼ,ナベカ,アイナメ,ヨウジウオ,クサフグ,ギンブナ
55種(配列は,干潟のフィールド図鑑を基本にした),*は生物本体ではない

(写真/文:坂本明弘)




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