倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第500回自然観察会「ブッポウソウの巣立ち観察会」
 2016年7月16日(土) 報告

◆日 時 :2016年7月16日(土) 8時〜17時頃
◆場 所 :吉備中央町・高梁市
◆講 師 :黒田聖子(日本野鳥の会岡山県支部),江田伸司(自然史博物館)ほか
◆参加者:30名



吉備中央町へ向かうバスは満員御礼です。
ブッポウソウの研究をしている黒田さんから,説明を聞いて予習をしました。
最初に,長年保護活動に取り組んでいる吉備中央町で観察しました。ブッポウソウはどこかな〜?
ブッポウソウは木のてっぺんや電線に止まって,餌の昆虫が飛び出すのを狙っているそうですよ。
   
田んぼの中の電柱などに,ブッポウソウの巣が設置されています。
巣箱にカメラが設置されていて,ヒナが元気に動いている様子が見られました。巣立ちはまだのよう。
      
   
ブッポウソウの巣の実況中継が観られる,交流センターでお昼休憩後,午後は高梁市で観察しました。
高梁市でも巣箱をかけているそうです。


今回,巣立ちの様子は観察できませんでしたが,近づいてきたトビを追い払ったり,餌を運んだりと,
ブッポウソウが一生懸命子育てしている様子が垣間見れました。

また,地元の人が楽しそうにブッポウソウの話をしてくださるのが印象的でした。


(写真/文:原田 愛)




[博物館のホームページへ]