倉敷市立自然史博物館友の会の行事
第473回自然観察会 「第20回シダの世界」
2015年7月4日(土) 報告
◆日 時 :2015年7月4日(土)10時30分〜14時30分
◆場 所 :津山市宮部上 華教地の滝
◆講 師 :山下純(岡山大学資源植物科学研究所),狩山俊悟(自然史博物館)
◆参加者:21名
車を止めて観察路へ。ポニーがお出迎え。
「シダを見て森を見ない」私たち(?)に,山下先生が「ここは暖温帯,これはシダ植物」というところから説明。素朴な疑問にも丁寧に答えてくださいます。
おいしそうな三つ葉が生い茂る中を通って山中へ。
どんどんいろいろなシダが出てきます。見分け方をはじめ,遺伝子解析で他人のそら似と分かったシダのことなど,興味深い話題が豊富です。
足下にはシダがいっぱい。ふと,見上げると輝くような神々しい緑
シダを求めて,川の中も何のその。
流れの脇にたたずむノコギリシダ。全国的には普通種。岡山県にはここを含め4カ所にしかないそうです。
いろいろ丁寧に教えていただいた盛りだくさんな一日でした。もうすぐ七夕。ぼくはタラヨウで短冊を作るんですって。神様へのお手紙,きっと届くと思うよ。
(文/写真:中富 明子)
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