倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第445回自然観察会 「吉備高原で昆虫採集」
 2014年6月22日(日) 報告

◆日 時 :2014年6月22日(日) 10時〜14時
◆場 所 :吉備中央町美原
◆講 師 :奥島雄一(自然史博物館)




前日まで午前中は雨の予報でしたが,昆虫少年たちの熱い思いが通じたのか,観察開始の説明が始まるころには雨も上がり,網を振る腕にも気合が入りそうです!
オトシブミが卵を産むために木の葉を巻いた物です。昔の巻物に似ています。
   
子どもたちが手のひらに乗せているのはコガネムシ
大型の蛾クスサンの幼虫。この日はたくさん見ることができました。
   
朽木を割って幼虫を探す材割り採集。クワガタやコメツキムシ,カミキリムシの幼虫などがよく出て来ます(時々成虫が出ることもあります)。
スズメガの仲間オオシモフリスズメの幼虫です。巨大な幼虫で10cm近くありそうな感じでした。
   
触っても大丈夫。ふかふかの毛虫はオビガの幼虫。
カラムシに集まるラミーカミキリ。



(文/写真:磯野 裕昭)




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