倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第406回自然観察会「おかやま自然探訪36」
 2012年11月25日(日)報告

◆日 時 :2012年11月25日(日)11時〜15時30分
◆場 所 :総社市見延
◆講 師 :自然史博物館学芸員・友の会幹事
◆参加者:63人


朝の冷え込みが厳しかったにもかかわらず,小さな子どもたちを含む63名の参加がありました。
昆虫採集道具も季節によって変わります。「朽ち木も山の賑わい??」朽 ち木をハンマーで割り,中に隠れた昆虫を探します。いつもたくさんの子どもたちが集まっていました。


小さな神社には,アライグマの爪痕がありました。 足下には,アライグマの糞があり,クワガタムシの大顎やオオゴキブリの 羽や脚が混じっていました。


昼食後のデザートは,写真右端にあるアキグミ。子どもたちも「甘い!お いしい!」と言って,たくさん食べました。
晩秋に果実をつける草,来春に花を咲かす草の芽生えを熱心に観察しまし た。春の七草のうち,ナズナ・ゴギョウ(ハハコグサ)・ハコベ・ホトケノザ(コオニタビラコ)を見ることができました。


澄み渡った青空のもと,ハイタカやアトリの群れに出あいました。
15時を過ぎ,まとめの時間になると,影が長く伸びてきました。好天に 恵まれ,皆さん各々の晩秋の里山の散策を楽しまれたことでしょう。



(文/写真:島岡 浩恵)




[博物館のホームページへ]